短刀:白鞘入り 拵え付き 銘:山陰鉄秀明試作 昭和六年八月日
研磨済 銀一重はばき 登録証番号:東京都 第275392号 交付年月日:平成8年10月8日 刃長:22.7センチ 反り:無し 元幅:1.87センチ 重ね:0.63センチ 時代:昭和時代 1931年 体配:平造の短刀。 彫物:表裏に棒樋を掻き流す。 地鉄:小板目良く練れ地沸が付く。 刃紋:直刃刃紋。帽子丸く返る。
特徴:「秀明」は堀井俊秀が「俊秀」と改銘する以前、 大正二年(1913)から昭和八年(1933)の間に使用していた銘である。 堀井俊秀は北海道の刀工で本名堀井兼吉という。 明治十九年(1886)滋賀県下坂元で徳田広吉氏の三男として生まれ, 明治三十四年(1901)松田胤勝氏に農鍛冶を修業, 明治三十七年(1904)に堀雄胤明の門人となる。 明治四十四年(1911)胤明の養子,女婿となる。 後、堀井一門の三代目となる。 大正年二年(1913)に刀剣保存会(羽沢文庫)より水心子正秀の 秀の字をもらって銘を「秀明」,「源秀明」,「近江国志賀太郎源秀明」と切る。 明治三十八年(1905)に兼明,大正二年(1913)に秀明, 昭和八年(1933)には皇太子御誕生に際し「明仁」と命名されたことから,俊秀と改名している。 大正七年(1918)に日本製鋼室蘭工業所の招聘により入社し渡道。 作風は丁子刃錵付きの物を得意とし,水心子流の備前伝の丁子乱や互の目乱が多い。 堀井一門はこの三代俊秀より相州伝も取り入れている。 本作は古来より有名な鉄の産地であった山陰の地鉄が美しい。平造の姿もすっきりと整い、直刃刃紋がきりりと締り心地よい 鑑賞のひとときをもたらしてくれる品である。 茎仕立も極めて丁寧で鑢目も丹念に仕上げられている。
葵美術評価鑑定:全身押し形
画像2 拵え画像
価格: 500,000円(消費税,送料共)
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