ご注文番号:08086
 

短刀:白鞘入り、拵え付き、白鞘用箱付き
銘:日本砂鉄以精銀鋼 (保存刀剣)
大阪住 月山貞勝作

登録証番号: 東京 70576
交付年月日:昭和31年4月20日
刃長:5寸6分(16.95センチ)
反り:無し
目釘穴:1個 
元幅: 1.99センチ 
重ね: 0.58センチ 
時代: 現代 昭和
体配:平造、庵棟、身幅・寸法・重ねは尋常で、品の良い短刀姿。
地鉄:小板目肌良く詰み、地沸つき、地景入る。
刃紋:中直刃、小足少しく入り、匂主調に小沸つき、細かに砂流しかかる。

 

拵え :
鞘:柾目風、茶漆塗り鞘。
縁:四分一地に波と龍を高彫りし、金の色絵を施す。
頭:角
目貫:素銅地に鞠と獅子を高彫りし金の色絵を施す。
鍔:鼈甲。
鐺:四分一地に柄杓と鞭を高彫りし、金と素銅の色絵を施す。
小柄:銀に龍と桐紋を高彫りする。
小刀:なし

特徴:月山貞勝(月山英太郎)は大正期から昭和初期にかけての日本刀匠
を代表する名匠。明治ニ年(1869)生まれ。初代月山貞一の息子。
父の名声が高く明治末年から大正初期、四十代迄の自身銘の作は少ないが、
父貞一の没後である大正十年代からは、多くの作品がその技量を遺憾なく
発揮した素晴らしい物である。
宮内省の皇室御用達の刀、伊勢神宮への奉納刀、多くの下賜刀を鍛え、
その作刀態度は厳しく真摯なものであったという。清浄な場所で清浄な
心で刀を鍛えるという信念から、昭和十年(1935)に鍛練場を吉野山に
移した。実子のニ代月山貞一、愛媛の高橋貞次の二人の人間国宝をはじめ、
多くの名工を育てた。
作風は逆がかった丁字乱れ、綾杉肌鍛などを得意とし、相州伝、備前伝、
大和伝、等全てこなす伎倆の高さは驚く程である。特に綾杉肌と言われる
月山肌は鎌倉時代からの伝統を受け継ぎ,現代に至る迄継承されている。
また彫物にも非凡な才能を発揮した
。昭和十八年(1943)十二月二十四日、七十四歳で没。

本作は小板目が非常によく詰んだ品の良い短刀で「来国俊」を写した作品
で、
直刃の中にも細かな働きがある名品である。
大変貴重な月山貞勝自筆の共箱(二重箱)が附帯しており、箱書に
昭和17年と書かれていることから、月山貞勝の晩年の作品であることが分かる。

保存刀剣
葵美術評価鑑定:全身押し形
箱付(箱は白鞘用です)

画像2 , 画像3 ,  拵え

価格:650,000円 (消費税、送料共)

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